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旬のカレンダー

大口水産は大手スーパーや小売店へ商品を提供する「卸売機能」と、近江町市場において一般消費者および観光客に直接商品を販売する「小売機能」があります。

季節によってとれるお魚は違ってきます。
「かに」は冬にたくさんとれ、春から夏にかけては「ふぐ」が多くとれます。
7.8月は魚をとりすぎないよう、底引き網漁はお休み期間に入り、「かれい」や「めぎす」はほとんどとれなくなります。
夏から秋にかけては「ふくらぎ」がとれるようになります。
また、「甘えび」のようにほぼ一年を通してとれるお魚もいます。

旬のカレンダー

11月~3月にかけてとれるお魚

かに

かに

石川県はかにの産地としてとても有名で、とくに「加能がに」とよばれるずわいがにのオスがよく知られています。また、ずわいがにのメスである「香箱がに」は地元の人にとても人気です。石川のかには他の地域のかにに比べてとても甘く、おいしいといわれています。
石川県のかに漁の解禁は毎年11月6日から香箱がには12月29日まで、加能がには翌3月20日までで、この期間以外はかにの漁ができません。みなさんもぜひ、解禁日を気にかけてみてください。

ふぐ

ふぐ

みなさんは日本で一番ふぐがとれるところがどこか知っていますか?実は、石川県輪島市なのです。平成27年の調査では、輪島市の天然ふぐ漁獲量は440トンにのぼり1位に輝きました。能登地域では「とらふぐ」や「真ふぐ」、「ごまふぐ」、などいろいろな種類のふぐが水揚げされます。
ふぐは「さしみ」や「からあげ」、「なべ」など様々な料理の材料として食べられており、石川県で愛されるお魚の一つとなっています。

石川県でたくさんとれる魚たち

石川県は日本の中でも特にお魚がよくとれ、よく食べられています。
石川県や県庁所在地の金沢市がランクインした、魚に関する様々な順位をご紹介します。(※1)

にぎす

にぎす類漁獲量
石川県第1位(944トン)

石川県では「にぎす」のことを「めぎす」と呼びます。海の深いところに住んでいるので、底引き網漁でよくとれます。だんご汁にして食べられることが多く、「金沢おでん」にもよく入っています。

ぶり

ぶり類漁獲量
石川県 第2位(11,939トン)

ぶりのとり方は、金沢の近くと能登地方で違います。金沢の近くではぶりの群れを探して船でぐるっと網をまく「まき網漁」が、能登地方では大きな網を設置しておき、決まった場所を泳ぐぶりを待ちかまえる「定置網漁」が盛んです。

するめいか

するめいか漁獲量
石川県 第3位(7,885トン)

いか釣り漁は照明をたくさんつけて行います。光に集まってくるいかの性質を利用した漁です。漁のさかんな時期に海を見ると、遠くにいか釣り漁船の漁火が見えますよ。

えび

えび漁獲量
石川県 第5位(1,147トン)

石川県を代表するえび類のひとつ「がすえび」は、甘えびよりもとれる量が少なく、また傷みやすいので、石川県から遠い地方の人からは「幻のえび」と呼ばれています。

さわら類漁獲量 石川県 第2位(2,536トン)(※2)

ふぐ漁獲量 石川県 第3位(473トン)

まだら漁獲量 石川県 第5位(774トン)

はたはた漁獲量 石川県 第5位(601トン)

ずわいがに漁獲量 石川 県第5位(388トン)

※1 漁獲量のデータは平成28年度の農林水産省「海面漁業生産統計調査」を、すし店数のデータは平成26年度の総務省「経済センサス」を参考にしました。 ※2 石川県では「かじき」を「さわら」と呼ぶことが多いのですが、本項目では全国で呼ばれる「さわら(鰆)」を指しています。