「ここにない魚はない」と言われるほど、金沢市中央卸売市場で取り扱う水産物は多岐にわたっています。
金沢市中央卸売市場では、3時30分より「一番せり」が、8時30分より地元産の鮮魚に特化した「朝せり」が行われます。
せりおとし商番「500」は、大口水産のプライドであり、信頼の証です。
魚種も水揚量も質も変動する中、いい魚を瞬時に見極めてせり落とすには熟練の目利きの力が必要です。
鮮魚、塩干、冷凍、特種、太物など魚種・ジャンルごとに選任の担当者を置き、小売りで培った確かな目利きで商品を仕入れています。
市場の新しいニーズを踏まえ、加工業者に提案を行うこともあります。
のど黒、かれい、いわし、あじ、さんま、はたはた、いか、さば、たい、ぶり、甘えび、めぎす、かに、たら、あから
まぐろ、かじき
生うに、煮たこ、うなぎ、かに身、貝類
冷凍えび、冷凍銀たら、冷凍かに、冷凍ほたて、冷凍加工品
塩さけ、干物各種、明太子・たら子、魚漬各種、いくら・数の子
スマホがあればリアルタイムに情報をやりとりできる時代。
船上の漁師さんから「今、こんな魚がこれだけ網に入っている」と、まさに最新の情報が送られてくることもあります。
モノを待つのではなく、いち早く情報をつかんで活用していくことが、これからの流通の要です。
創業80年の信頼と販売力は大口水産の大きな強みです。
取引先はアメリカ、シンガポール、タイ、マレーシアなど海外にも広がっています。