大口水産は1944(昭和19)年6月、創業者である荒井知行が金沢・近江町市場で開いた小売店からスタートしました。
以来、お客様の満足と信頼を得られるよう安心・安全で美味しい商品を提供し続け、水産物全般を取り扱う総合食品商社へと成長しました。
一方、人々のライフスタイルや価値観の多様化が進み、少子高齢化とともに労働人口減少が課題になるなど、社会環境は大きく変化しています。
開場300年を迎えた近江町市場に拠点を構える当社も、残し伝えるべきものを残し、変えるべきものを変えていく必要性を強く感じています。
近江町市場の情報発信拠点として県内外に小売店を展開したり、取引先のアウトパック化のニーズに応えて鮮魚加工の新工場を設立したりといった取り組みは、当社の新たな挑戦です。
創業以来脈々と受け継がれる「商魂」という言葉。
商魂とは、「商売には理念が伴っていなければならない。」という創業者 荒井知行から引き継いでいる私たちの理念です。
私たちはこの理念を胸に刻みながら、100年企業を見据え、そして近江町市場の未来を見据え、大口水産は「伝統」と「革新」の両輪でこれからも進化していきます。