※2021年10月に西念卸部へ異動となったHさんですが、小売のキャリアが長い為、小売のキャリアステップとして掲載しております。
近江町の小売で大変だったのは、どうやってお客様に品物を買っていただくか考えること、信頼を得ることです。5年目から自分で仕入れを始めましたが、自分が目で見て仕入れをして、自信を持って商品を紹介していくうちに自分のお客さんが増えていきました。
お客様から「この前の商品美味しかったよ!」とか「あんたがおるから近江町来るんやよ。」というお言葉を頂くこともあり、最高にやりがいを感じました。
少し照れるのですが、お店を経営されているお客様で年に1度いらっしゃる方が、僕の目が情熱的で「この子の商品を使ってあげたい」と思って下さったらしく、お歳暮の商品を毎年20~30万円分一気に買っていってくださるのは印象的ですね。
また、大阪からいらっしゃったお客様に一生懸命商品の紹介をしていたら、そこから名刺交換をする流れになって、その後ずっとお取引をさせて頂いていることもあります。
情熱を感じてくださったり、信頼されたりするのはとても嬉しいですね。
※小売のスケジュールです。
入社する前は怖い人が多いイメージでしたが、実際は優しい先輩ばかりでアットホームな会社でした。
「お客様に品物を売る前にまず自分を売る」という商売の考え方を学べたことは良かったです。
仕事をしていて楽しいと感じたことは、昨日できなかった作業が今日できた時、楽しいと感じますね。
いますね。憧れている人がいるのはやっぱりいいですよ。
例えば、よく僕はお客さんに名刺を渡すんですけど、それは先輩から教えてもらって渡すようになったんですね。もちろん連絡がこないこともありますけど、自分からお客さんに積極的に覚えてもらう行動はするようにしています。
先輩とは売り場が違っていても話すことは多いですし、お客様との接し方や商品の売り方など、本当に色々教えて頂きました。
もっともっと魚の知識を学んで、もっとお客さんに信頼して頂けるように頑張りたいです。
今は西念卸部に移動したばかりなので、今の仕事を極めることに集中しますが、慣れてきたら他県のスーパーや市場に卸せるような新規開拓をしていきたいなと思います。